glay-usagi’s diary

ASDグレーゾーン「うさぎ」の、理解されない人生の記録

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「うさぎの印象」その4:気持ちの浮き沈みが激しい

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シリーズ第四回は『気持ちの浮き沈みが激しい』についてです。

( → シリーズの概要はこちら: 「うさぎの印象」その1:人目を気にしなさそう )

 


 

気持ち?状態?の浮き沈みが極端に激しいときがある。投稿内容を見ても、明らかに状態が分かるよね。たまに大丈夫?!のときもあれば、助けてと言いたくなる時もある…だそうです。確かに言われた通り、ズドンと来ることがあるのが自分でもわかります。

基本的にテンションは高い方だと思います。面白いことを言うのが好きですし、楽しい方が良いです。普段は結構強気で、偉そうなことばかり言っています。でも、どうしても沈んでしまうことが度々あります。考えてみると、二通りのパターンがあると思います。

 

ひとつ目のパターンは『生理的に嫌なことを押し付けられたとき』です。例えば、ワークシートを使って行う課題を課されたとき。私はそれができないので普段は極力やらないのですが、もし強要されると完全にブラックアウトします。これはまた改めて、別途詳しく書きたいと思っています。

他にも、何かとてもワクワクすることをゼロから自分で構想を練って作りあげているとき、人から「世間一般的な常識を上から目線で言われる」と我慢ができません。それまでどんなに楽しくやっていようと、完全にどうでもよくなります。そこでぶん投げて、二度とやらなくなります。

私は、枠に嵌められることを異常に嫌う所があります。単に「こうした方がいい」と指摘されるのは一向に構わないのです。しかし「こうすべきだ」「こうするのが常識だ」のような言われ方、もしくは、直接そうは言われなくともそんな気配が滲み出ている上から目線の物言いに、とても敏感に反応してしまいます。

そんなときは、ただただ逃げ出したくて堪らなくなりますそれが叶わないと、ズドンと来ます。ものすごい失礼な態度になって、場の空気を壊しまくっているのが自分でもわかります。でも、どうにもできません。表情を作ることや、口を開くことさえしんどくなります。

 

 

もうひとつのパターンは『不定期的に来るやつ』です。なんとなく予感はあります。なんかヤバイな、そろそろ来そうだなと、少し前からどこかで感じています。数日前からのときも、もっと前からのときもあります。

何が引き金になるのか、正確にはわかりません。でもひとつの傾向が、最近少しわかった気がします。「本来ならその出来事があった時点で感じているべき負の感情を、後出しで自覚したとき」に、どうやら私はおかしくなるようです。このブログをはじめる直前が、正にその真っ只中でした。

 

話は「その4ヵ月ちょっと前」に遡ります。私はずっと大好きだった人に、実はだいぶ前から避けられていたと知りました。私は全く気づかずに、本人からそれを直接言われた瞬間でさえ、以前の「本当に仲が良かった頃」と変わらずに接していました。でも本当は、ずっと前から避けられていたのです。

私は感情にタイムラグがあります。知ったときはそれなりにショックなのですが、どちらかというと論理的に分析をしてしまいます。過去のひとつひとつのやり取りを改めて検証したり、今後の方針を考えたり、相手が被ったであろう迷惑を推定したり…

そして、だいぶ後になってから「そのときの感情」が急激に襲って来ます。このときは4ヵ月以上経ってから、ふと「あ、私は嫌われたんだ…」と自覚をしました。頭では既にわかっていた事なのに、突然実感が伴うのです。そして、悲しさや絶望感でパニックになりました。

 

そうなるともう何もできなくなります。ずっと泣き続けてしまい、最低限のこと以外はできません。生活があるので、なんとか仕事には行きます。ここで仕事まで投げてしまったら、もう本当に後が無くなると知っているからです。過去に何度も痛い目に遇っています。

私は泣くとすぐに目が腫れてしまいます。元からたいして巧くないメイク技術では、ちゃんと誤魔化し切れないことが多いです。それがとても恥ずかしいです。

いつもは綺麗でないと落ち着かない家の中も、全く家事や片付けができずにめちゃくちゃになります。それが余計に気力を奪います。数日から1、2週間ほど、そんな状態が続きます。完全に廃人状態になっています。

それでも仕事中は、普段通りできます。自動的に笑顔も作れます。テキパキ掃除もします。仕事モードだからです。業務が終わると廃人に戻ってしまいます。毎回「今日は帰ったら部屋を片そう」と思って帰路に着くのですが、結局立ち上がることさえできないまま翌日の出勤時間を迎えます。

 

そんな時期はそもそも人と会おうと思わないのですが、回答をくれたお兄ちゃんたちとは定期的にネット上でのやり取りの約束がありました。とても話ができる状態ではなかったので一切をキャンセルさせてもらったのですが、そのときに極端な浮き沈みを披露してしまいました。心配を掛けてごめんなさい。

一旦落ちてしまうと、ただじっと波が収まるのを待つしかできません。放っておけば、時間が経てば治ります。今は全く問題ありません。でもやはり、不定期的にそんな状態に陥ってしまいます。

小さいのはちょこちょこ来ますが、2、3日でやり過ごせるのでそんなに問題ありません。今回のように大きいのは、年に数えるほどです。予め人と会う予定があると、気が張っているので平気なようです。ちょっと落ち着いて、気が緩んだ時期にやってくる確率が高いような気がします。

 

今となってはこうして冷静に分析できるのですが、渦中のときは全く周りが見えなくなっています。余り賢いとは思えない悪い考えで、頭がいっぱいです。ものすごい孤独を感じます。それなのに、誰とも話したくありません。

私の浮き沈みが大きく見えるのは、やはり普段がおちゃらけているからだと思います。元気なときは、とっても元気です。なのでもしまたズドンとなっていたら、できるだけ放っておいてもらえると助かります。ちゃんと戻れるので大丈夫です。

 

( → 第五回へ続く: 「うさぎの印象」その5:好き嫌いがはっきりしている  )

 

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