glay-usagi’s diary

ASDグレーゾーン「うさぎ」の、理解されない人生の記録

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根っからの『ぼっち』です!

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昨日はお昼ご飯を、回らないお寿司屋さんで食べました。瓶ビールとあら汁と、お好みで幾つか握って貰うのが私は好きです。

ランチメニューは安いですが、気分じゃないネタも入っています。折角お金を払って食べるのに、我慢して食べなければいけないのはちょっともったいない気がします。それに私は、旬のものを中心に食べるのが好きだからです。

昨日は「本日のオススメ」のイワシや、季節物で北海道の何とか漬けサーモンや、冷ケースにあって美味しそうだったものを握って貰いました。冷ケースのネタは、名前を聞きましたがよくわかりませんでした。他には、好きなアジや赤貝を食べました。

私はお寿司が大好きですが、魚の名前はほとんどわかりません。一丁前に尋ねてもみるのですが、さっぱり覚えられません。手書きのオススメにある、そんなに高くないものを中心に注文します。

すると大抵は、青魚や貝類でお腹いっぱいになります。それで満足なので安上がりです。昨日はサーモンがとても美味しかったので、おかわりをしました。何かに漬けてあったのですが、ちゃんと読んでいないので何だったのかがわかりません…

 

そこは駅前の小さな店舗で、外見はいかにもチェーン店っぽいのですが、板さんがささっと上手に握ってくれます。しかもお手頃で美味しいのです。ビールがキ○ンなのも嬉しい(笑)

いつも素通りしていたのですが、先月たまたま無性にお寿司が食べたくなりちらっと覗いてみたところ「回ってない!」と気づき、入ってみたらすぐに気に入りました。昨日が二度目の贅沢です。

もちろん一人です。私は全く店内を観ないので憶測ですが、半分はテーブル席っぽかったので2~3人連れのお客さんもいたと思います。でも一人客が多く、特に年配の女性客が多いことに驚きました。

 

最近は『ぼっち』という言葉があり、私は結構気に入っています。『一匹狼』だとちょっと格好良すぎます。ぼっちという響きは、何となく可愛く感じます。

私は幼い頃から、いつも単独行動でした。大好きな仲間がたくさんいた頃のスイミングクラブで、いつも皆と一緒に帰っていたことが、私にしては珍しいくらいです。

学校の登下校や休み時間も、集団行動を強要されなければ一人が普通でした。休み時間は仲良くなった子と話すこともありましたが、一人でいることの方が多かったように思います。

 

世間ではお一人様がブームになっていますが、私はずっと一人だったので微妙な感じです。ドライブも旅行も、ラーメンもファミレスも焼き肉も、居酒屋もバーも、カラオケも買い物も水族館も、ライブもスポーツ観戦も…

私は自分が行きたいと思えば、いつも一人で行きます。そもそも、誰かを誘うという発想がありません。誰かと一緒に行くときは、会うことが目的であってどこに行くかは後付けです。

ずっとそれが当たり前だったので、寂しいとか周りがどう見ているのかなどは、あまり考えたことがありませんでした。確かにどこに行っても連れがいる人ばかりでしたが、それはたまたまであって、だからどうと思うこともなかったのです。

お一人様を推奨する風潮を知ってはじめて、自分が常に一人だったと気づきました。そしてそれを恥ずかしいと思う人がいることも知りました。その流れで言うと、どうやら私はお一人様上級者のカッコいい部類に入るようです。

 

お付き合いや有償でなら、人と一緒に出掛けることもありました。有償とは「仕事で」という意味です。20代の頃は、お小遣いを貰ってパパさんたちとよく旅行に行っていました。アフターみたいなものです。

普段は行かない場所や、自分では高くて行けない場所に連れて行って貰えたことは貴重な体験です。しかし、そのとき行った場所はほとんど覚えていません。本当に美味しいと思ったり感動したりできるのは、一人のときだけです

もちろん元夫や、付き合っていた男性などとは何度も一緒に出掛けました。それでもやっぱり、一人の方が楽しいのです。親と出掛けることは、しんどいので嫌いです。

人と出掛けるときの最高人数は、私と相手の二人です。それ以上の人数は、私にとってはプライベートではなく『イベント』です。イベントはずっと気を張って疲れるので、本当はあまり行きたくありません。

 

最近は本当に好きな人となら、一緒にご飯を食べたり飲みに行ったりするのが楽しいと思うようになりました。そういう人と一緒に飲みに行くと、私は結構酔っ払います。

私は、人と一緒に飲みに行ってもあまり酔いません。帰りに一人になって、飲み直しに行くと一気に酔います。一人で飲みに行くと、必ずしっかりと家には帰っていますが記憶がないときがあります。最近はだいぶ減りましたが、昔はよくありました。

今は、また一緒に飲みに行きたいと思う人が何人かいます。それでも一緒に行くのは、飲食とカラオケくらいかなと思います。他はまだ一人の方が楽しい気がします。アルコールがないと、きっと緊張して疲れてしまいます。

それに、一人ならずっと自分の好きに動けます。例えば私はクラゲが好きなので、水族館に行くのが大好きです。しかし何時間もクラゲの前に張り付いているので、他の人は一緒に行っても飽きると思います。私も気を遣って集中できません。

 

ぼっち』は良いことのように言われはじめていますが、本当のところは私にはわかりません。それしかできないだけで、好んでそうなった訳ではありません。

でも、寂しいという感情がないのは有難いことなのかもしれません。同じ一人で居るにしても、寂しいと感じてしまう人は辛いだろうなと思います。周りの目も… 私は、恐らく気づかないので平気です。

 

一人家に帰り、誰もいない部屋でただいまーと言う瞬間が、一番落ち着きます。家に帰って来たという実感が湧きます。よくこれで、二度も結婚したなと思います。どう考えても向いていません。

家には金魚さんがいるので、金魚さんには喋ります。庭にいる虫さんや、遊びに来た鳥さんにも喋ります。一人でも喋っています。私は結構お喋りです。

私はこんな暮らしが好きです。「きっとこれからも『ぼっち』で暮らして行くのだろうな」と思うと… 当然ながら、物理的に不安な面は山ほどです。けれども精神的にどうかと言われれば…

…実はちょっと嬉しく感じ、とてもホッとするのです。

 

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