glay-usagi’s diary

ASDグレーゾーン「うさぎ」の、理解されない人生の記録

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『両翼』

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頭の中に書きたいことがいっぱいあるのにまとまらず、書きかけの下書きばかりがどんどん増えていました。とうとう自分が何を書いているのかがわからなくなり、暫くブログをお休みしていました。

最近、色んなことがありました。実際には何も起きていないのですが、私の中では色々とあったように感じます。やっと少し落ち着いたので、また書こうと思えるようになりました。

何から書こうかと、たくさんある書きかけのページを捲りつつ書きはじめてみたのですが、気がついたら全然違う話になりました。誰にも話したことのない、私の翼の話です。

 

1年半前、私は「両翼」を手に入れました。それがあれば、大きな翼を拡げ風に流れてゆく大好きなトンビ(鳶)のように、私もどこまででも飛んで行けるような気がしました。

両翼とは、私にとって大切な二人の存在でした。彼らは私に「うさぎは仲間であり親友だよ」と言ってくれました。その言葉が本当に嬉しくて、いつしか私は二人を「本当の家族」のように思っていました。

申し訳ないのですが、過去二度の婚姻相手や血縁上の家族に対して、私は「家族がいて嬉しい」と感じたことがありません。法的や経済的に助かると思うことはありましたが、どちらかと言うと拘束力が働く間柄と言ったイメージでした。

しかし私は、すぐに彼らと3人で過ごす時間が大好きになりました。毎日のようにくだらない話をして、時に真剣な話もして… 楽しくて仕方がありませんでした。家族と思える存在がいるとは、こんなにも心強く感じられるものなのかとはじめて知りました。

ただいまと言える場所。何があっても繋がっていて、常に味方でいてくれる人がいる安心感。家族の存在は「自信」となり、精神の後ろ楯のようなものだと感じました。

 

...自分でも薄々気づいてはいたのですが、少し前に「お兄ちゃん」のひとりからも指摘を受け、改めて気づいたことがあります。

私は人の感情を表情などから察することが苦手な分、特に相手の言葉に重きを置く傾向が強いようです。悪く言えば真に受け過ぎる、言葉面を信じ過ぎる...

私はそれまで、人から「親友だよ」だなどと言われたことがありませんでした。そのため彼らの言葉はまるで夢のようで、それだけで私は完全に親友なのだと信じていました。

そして親友とは、何があってもずっと続いて行くものだと思っていました。そして一人で勝手に家族のように思い、家族っていいものだな、ずっと大切にしていきたいな... そう思っていました。

 

けれども、そんな時間は長くは続きませんでした。私はたった半年で片方の翼を失いました。そしてその後ずっとそのことに気づかず、一人で家族ごっこを続けていたのです。

〖うさぎにとって普通の言動が、自分にはカチンとくることが多かった。嫌いとまでは言わないけど、あまり接しない方がいいと思ってた〗

…たまに連絡をしても全く返事が返って来なくなっていたので、ダメ元でさよならの連絡をしたときに言われた言葉です。これ以外にも少しだけ、これからも元気でと言うやり取りをしました。随分と久しぶりの会話でした。

何となく、もう関わることはないんだろうなと感じました。カチンとさせてしまったことについては、私は自分のどの言動がいけなかったのかがわからず、結局何も言えませんでした。

 

私が家族のように思っていた相手は、私のことを全くそんな風には思っていなかったと知りました。片翼ではうまく飛べなくなったのか、もう一方の翼ともいつの間にか自然と距離が開いてしまいました。

私には、元から翼などなかったのかもしれません。元からないものは失いようがないはずなのに、それでもとても寂しい気持ちがしました。

たとえ勘違いでも、私にとっては本当に家族のような存在だったのだと思います。失ってからずっと、足元がグラグラするような感覚がありました。これが「喪失感」というものなのかと感じ、途方に暮れました。

 

自分の力ではどうにもならないことは、諦めるしかないことを知っています。失ってしまったものは仕方がない。幸いにも私は、失うことには慣れっこです。

翼は、いつかまた見つければいい。鳥は、換羽と言う時期にまた新しい羽が生えて来るそうです。人には足があるから翼がなくても歩けるのだろうけど、私はまたいつか翼が欲しいです。そこから見えたものは、一人では見られない格別な景色だったから…

今回、どうして下書きの一覧にはなかった翼の話を急に書きはじめたのか… 自分でも不思議でしたが、きっと書くことで前に進みたかったのかなと思います

それでも書きながら、久しぶりに「私の名前を呼んでくれていた二人の笑顔」を思い出してしまい、涙腺が崩壊しました。本当に私にとって大切な存在、大切な時間でした。

 

…1年半前。彼らに出逢えたことがとても嬉しくて、はじめて描いてみた漫画みたいなイラスト(?)があります。見たら絶対に泣いてしまうとわかっていたので、ずっと見えない場所にしまってありました。

でも、もう手放そうと思います。下手すぎてちょっと恥ずかしいですが、私の幸せだった大切な記録として… 自分なりのケジメです。

  

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( →:【うさぎ年表】での分類:アスペルガーを疑いはじめる )