glay-usagi’s diary

ASDグレーゾーン「うさぎ」の、理解されない人生の記録

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音楽やTVなどの好き嫌い

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今回は音楽やTVなど、エンターテイメントに関する嗜好の話です。私は音楽をよく聴きます。と言っても、詳しくはありません。好きな曲や、ふと聴きたくなった曲、或いはそれらのプレイリストをエンドレス・リピートで流していることが多いです。

家のパソコンで1ヶ月以上、同じプレイリスト(多くて20曲程度)を流していることもザラです。車で遠征中の3日間、1曲だけを聴き続けていることもあります。基本的に、ずっと同じ曲を聴いていて飽きるということはあまりありません。他に聴きたい曲ができたタイミングで変えるといった感じです。

それでも、ときどきは意識的に変えることもあります。そうしないと同じ曲を永遠に聴き続けてしまいます。他にも好きで聴きたい曲がたくさんあるのに、このペースでチェンジしているようでは幾ら寿命があっても足りないと思うからです。

音楽の内容については、ここで書くとまた長くなってしまうので今回は止めておきます…

 

今は家にTVがないので、常に音楽をかけています。ネットビデオで誰かと話しているときと、寝ているとき以外は何かしら流れています。ラジオは昔良く聴いていましたが、今はたまに野球中継を聴くくらいで99%は音楽です。

車には地上波がついていますが、余程観たいスポーツの試合やニュースがない限りはその存在を忘れています。ここ1年で一度か二度、数分間観たかなという程度です。車ではたまにラジオをつけます。そのコーナーが面白いと聴きます。終わるとまた音楽に戻します。好きな曲を聴いている方が落ち着くからです。

幼い頃から、私にはTVを観る習慣がありませんでした。教育テレビの『おかあさんといっしょ』の存在は知っていましたが、小学校高学年の夏休みにたまたま夕方TVをつけてみたときにはじめて観ました。子ども向けのアニメもあまり観たことがありませんでした。

スイミングクラブに毎日のように通っていたので、夕方から夜にかけて家にいなかったというのもあります。小学校で「マジカルバナナ」が流行っていましたが、私にはそれが何だかわかりませんでした。TVドラマは、中学生のときにはじめて観ました。たまたま予告で知った『ロングバケーション』が好きになり、唯一録画をしてこっそり観ていました。他にはたまに歌番組を観るくらいでした。

 

学生でまだ実家にいた頃はリビングにしかTVがなく、毎日決まった時間に決まったチャンネルでした。大抵ニュース番組で、あとは父親が好きなサッカー番組などです。その番組が終わると消すのがルールでした。朝はTVは禁止でいつもラジオでした。

18歳で一人暮らしをはじめてからは、ちっちゃいTVがあったので良くつけていました。でも実際には大して観ていませんでした。観てしまうと画面に集中してしまい、そこから動けなくなるからです。

それでも深夜に、まだ地上波でやっていた「F1」を何度か観てとても好きになり、毎回雑誌を買ったり一人で鈴鹿サーキットへ観に行ったりするくらいハマりました。その後は有料放送になったので、以降は疎遠になってしまっています。

 

結婚していた頃が、一番TVを観ていました。元夫がTV人間で、家に帰って真っ先にTVをつける人だったからです。彼の書斎のTVは常についていて、彼がリビングにいる間は必ずリビングのTVもついていました。

その頃は毎週NHKの将棋番組を観ていました。私も将棋が好きになったので、録画して何度も観ました。私は、何かを好きになるととことんハマります。一時期は将棋会館へも通っていました。実力は1級位だと思いますが、何故かアマ三段の免状を持っています。

アニメもたまに観ていました。でもTVをつけてみて、やっていれば観るといった感じです。TV欄でチェックするという習慣がありません。『名探偵コナン』だけは大好きで、毎週録画していました。今もTVがあったら観ていたと思いますが、無ければ無いで一向に構いません

 

最近TVを観る機会があるのは、もっぱらスーパー銭湯です。露天風呂やサウナに付いているので、観たくなくても勝手に音声が聞こえます。嫌なときはなるべく離れた場所に行きますが、それでもどうしても聞こえて来ます。

たまに観てもいいかなという気分になったときは、CMさえ珍しいのでじっと観てしまいます。でも最近は、長い時間は観ていられなくなりました。5分くらいで十分です。それ以上は疲れます。

露天風呂で全員がTVの方を向いて画面を凝視している光景を見ると、何だか気味が悪く感じてしまいます。それに公共の場所では、チャンネルも勝手に変えられません。温泉は大好きなので、それがちょっと残念です。私が一番好きなスーパー銭湯は、ちょっと遠いですが露天風呂にTVがないのでとても嬉しいです。

 

元夫と結婚する前に、2~3回ほど映画を観に行きました。私はほとんど映画を観ません。観たことがあるのはたまたまTVでやっていたものと、アニメの劇場版が大半です。映画館へ行ったのは数えるほどです。ここ十年はもう行っていません。

私は映画が苦手です。よく最後の最後まで「この人は誰だっけ?」とやっています。何度も観ればわかりますが、そうでないと数少ない「知っている俳優さん」以外は、服装が変わると誰だかわからなくなります。敵か味方かもよくわからくなるので、内容が頭に入ってきません。字幕だと全く追い付かないです。

唯一、アメリカのTVドラマ『メンタリスト』だけはハマりました。もちろん吹替版です。元夫がレンタルで借りて来たのがとても面白く、結局全シーズンDVDを買って何度も観ました。夜通しで数日間ぶっ通しで観続けてしまうので、その間は何もできなくなります。トイレさえ何時間も我慢してしまいます。

しかしそれも最終シーズンだけは観ていません。他にやりたいことができて、観はじめると動けなくなることがわかっていたので敢えて観ないようにしていたら、そのままになってしまいました。結局その後に離婚をしてもう手元に無いので、今後も観る機会はないと思います。

 

私は映画や動画にどうしても苦手意識があります。自分のペースで読める活字の方が好きです。動画は速すぎて全然着いて行けない箇所もあれば、私にとっては不要の「間」でイライラする箇所もあり、集中力が切れてしまうのでなかなか難しいです。

活字なら途中で止まって考えたり、さっと見て飛ばしたりすることができます。ちょっと戻って読み直すこともピンポイントでできます。自分のペースで読めて理解できることが有難いです。今後は活字よりもYouTubeが主流になると言われていますが、そうなると非常に困ります…

先に小説や漫画で好きだなと思った物は、映像化されると自分が感じていたイメージや人物像と違ってしまうので戸惑います。良いと評判の作品ほど、どうしても「原作が読みたいな」と思ってしまいます。先に映像で観てしまった物は、何となく怖くて原作が読めません。

 

ラジオは好きです。私は映像が付いているよりも、音声だけの方が良いです。F1や将棋番組を観ていたときも、実際には画面はあまり観ていませんでした。何かをしながら音声だけを聴いている方が多かったです。ラジオ感覚だったのだと思います。

ラジオは一時期、文化放送の『ライオンズナイター』を毎日聴いていました。おかげでライオンズが好きになり、多いときには年間20回以上、一人で球場に行っていました。私はどこへ行くにも、基本は一人です。

どちらかというと、私はライオンズファンと言うよりもライオンズナイターのファンです。全く公平ではない、贔屓すぎる解説がとても好きです。球場にいてもラジオは必須です。ラジオがないと、実際に観ていても試合の状況がよくわかりません

球場ではほとんどふらふらと飲み食い歩きをしていて、あまり座ってちゃんと試合を観ていませんでした。リアルの雰囲気を味わいながらラジオを聴く、という贅沢感が好きでした。ここ数年は、ラジオはたまに聴きますが球場へは行っていません。今は仕事の時間が合わないので無理です。

 

小説や絵本、実用書などは、中学生の頃から千冊以上は買っているはずです。しかし、物が増えるのが嫌で何度も「バッサリ処分」をしているので、現在手元にあるのは50冊ほどです。高校生のとき、100冊近くの文庫本を友人にあげたのが最初の処分でした。

今は同じ本が電子版でも読めますが、私はあまり読んだことがありません。記事やブログなら良く読みますが、本となると何となく感覚が違うのです。でも、そのうちに自然と慣れるものなのかもしれません。今は無理に電子版で読もうとは思わないです。

小説は好きですが、SF物は苦手です。「現実にはあり得ないこと」が多ければ多いほど、読んでいて冷めてしまうのです。アニメなら大丈夫なのですが、活字だと抵抗があります。とても好きな小説でも、クライマックスへ向けて非現実的な内容に傾き、どんどん物語が加速していくと着いて行けなくなります。そこまでは大好きなのですが…

 

図書館は苦手です。借りるのは良いですが、返す自信がありません。レンタルショップなら追加料金が掛かるので這ってでも返却に行きますが、図書館は億劫になってどうしようもないので随分昔に懲りました。

それに「期限」があると落ち着いて読めません。早く読まなくてはと思うと、プレッシャーで手を付けられなくなってしまいます。図書館で借りた本を「積読」していても仕方が無いので、もし行ってもその場で読むだけで、借りて帰らないようにしています。

私は本を読むのが遅いです。世間では「如何に速く多くの本を読めるか?」が注目されていますが、私はそれには興味がありません。速く多くを読んでも大して覚えていないからです。色んなことを感じながら、考えながら、行きつ戻りつ休みつつ読む方が記憶に定着します。

それに折角誰かが身を削って書いたものを、時間を競ってカウントを稼ぐようにただ「消費」するのは失礼に思います。好きと思えない物は、それ以上読まなければ良いだけです。ただノルマを達成するためだけに嫌々本を読むことは、時間の無駄だと思っています。本当に好きな物を何度も読む方が、私にとっては幸せで意味のあることです。

 

漫画も、良く考えたら意外と読んでいます。こちらもいま手元にあるのは3つだけです。もう10年以上前に読んで好きになった『Good Job〜グッジョブ』、最近好きになった『ちひろさん』と『セトウツミ』です。

やはり場所を取るので、どうしても我慢ができずに多くは売ってしまいます。本や漫画は「読む」という行為に対しての対価を支払うという感覚なので、手放すことに「勿体ない」という感情はありません。売ったお金でまた他の本が買える方が嬉しいです。

だいぶ長くなってしまったので、そろそろ終わりにします。おしまいにひとつだけ。私はお笑いも好きです。サンドウィッチマンが大好きです。何十回同じネタを観ても飽きません。一度観はじめるとこれも何十時間も観てしまうので、なるべく自粛しています。いつか生で観てみたいです。もちろん、そのときはまた一人で観に行くのだろうなと思います。

 

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