glay-usagi’s diary

ASDグレーゾーン「うさぎ」の、理解されない人生の記録

20190623192406

数字が苦手です

20190808130750

 

最近は、別の要件について色々と考えたり勉強したりすることで忙しく、なかなか書く時間がなくて久しぶりの更新になってしまいました。

その件に関してはまだわからないことが多すぎて今後の課題ですが、ちょっと自分のアスペルガー傾向が意図せず役に立っているのではないかな?と感じているのです。もしそうだとしたら、とても嬉しいです。そのうち書けたらいいなと思っています。

それとは別に、ここ数回の記事を書くに当たって過去のことを振り返りすぎ、少々気持ちが沈んでいました。吐き出すことで頭の整理は付きますが、何事もやりすぎは良くないと感じました。暫くはちょっとライトなテーマで書きたいと思います。

 

今回は数字に関すること私は「暗算」がとても苦手です。何もツールを使わずに頭の中だけで計算をすることは、私にとってはかなり難しいことです。

それでも、できることもあります。1000円以下のお釣りの計算は得意です。これは暗算ではなく「暗記」です。ペアになる数字をひとつずつ覚えています。それから、お釣りが少なくなるように端数を出すこともすごく得意です。こちらも財布が膨らむのがどうしても嫌で覚えました。

今はスーパーで仕事をしていますが、レジ業務は楽しいです。機械に受け取ったお金を入れると自動的に集計から釣銭の払い出しまでしてくれるのですが、毎回画面に釣銭額が表示される前に「お釣りは幾ら?」を頭の中で答えて遊んでいます。ただお札が絡むと正解率が下がるので、3桁までが限界のようです…

私にとって「できる暗算」の基準は、その答えを知っているかどうかです。実際に計算はしていません。覚えているペアになる数字を、巧く組み合わせて答えが出るものはできます。それ以外はフリーズして終わります。

 

そのため、お釣以外の暗算は二桁以上の足し算や引き算から怪しくなります。繰り上がりや繰り下がりがあると、指を使わないとわからないです。掛け算や割り算は、九九にある99個くらいしかできません。

学校の算数は、紙に書いて計算できたのでできました。小学校の算数や中学校の数学のテストでは、90点以下はほとんど取ったことがありません。さすがに高校の数学になったら諦めました。苦手意識はずっとあったので、それまでが頑張った方だと思います。

簿記の試験は、電卓が使えたので問題はありませんでした。でも「割合」や、原価などの「率」を求める割り算は、どちらをどちらで割るのかが未だに覚えられません。取り敢えず両方やってみて、どちらかそれらしい数字になった方を採用することにしています。

 

また、桁が増えると「読めなく」なります。経理をやっていたとき、桁が全く読めずに毎度のように間違えて言っていました。¥3,000,000-を3万円や3億円と言い、¥50,000,000-を5百円や50万円と言い、¥800,000-を8万円や8千円と言う。間違え方が毎回ランダムすぎて、よく笑われていました。

報告する相手が元夫だったので暗黙の了解で済みましたが、結局3年以上やっても少しも直りませんでした。たまに銀行の担当者に電話で売上を報告するときには、予め数字の上に平仮名でかなを振りそれを読んでいました。

資金繰りをしたり、振り込みをしたりするのは問題ありません。記載は得意です。数字を見たり打ったりするときに、私は数字自体を読んでいるからです。3,150,600は私にとって、サン、イチゴーマル、ロクマルマルです。計算はエクセルに任せます。私はエクセルが大好きです。

いま適当に上の数字を打ってみましたが、読めと言われたら困ります。右からイチジューヒャク…と数えて行って、ようやく300万だとわかります。どうしても覚えられません。よくこれで、一人で経理をやっていたと思います。

桁を間違えると、世間ではお金に対する姿勢を疑われます。ゼロをひとつ間違えるだけで信用問題に繋がります。記述なら問題ないのですが、言うことは未だに恐怖です。頭の中でイチジュー…と何度も確認します。もし「単位:千」などと書かれていたら、もうお手上げです。目眩がします。

 

アスペルガーは計算が得意なことが多いと言われますが、私はからきしダメです。WAIS-IIIテストの〈算数-9/18点〉では、机の下でこっそり指を使って数えていました。後半は桁が増えたので、これ以上は絶対に無理だと思ってそこで止めました。

それまでの前半部分は、一度も聞き直しをせずに全問正解でした。私は短期記憶力のおかげで、聞いたことを一旦そのまま頭の中にストックしておけます。

その後ゆっくりと指を折ってそれぞれの位を足していけば、時間はすごく掛かりますが「二桁+二桁」くらいまでなら何とか計算できるのです。思ったよりもできましたが、指を使っている時点で暗算ではないのでやっぱり苦手です

 

他の作動記憶の項目〈数唱-11/18点〉は、本来なら得意分野なのでもっとできた自信がありました。しかしその前の〈算数〉から数字ばかり聞いていたせいか、途中で集中力がプツリと切れました。出題される数字ではなく、窓の外から聞こえるヒヨドリの鳴き声をぼんやり聞いていたような気がします。

私は数字を「量」としてではなく「背番号」として捉えているようです。そして文字の方が得意です。その点、多少数字は入っていましたが〈語音-16/18点〉はとても楽しかったです。どこで間違えたのか、満点ではなかったことがとても悔しいです。

興味があること限定ですが、私は自分で記憶力が良い方だと思っています。数人と会話した内容を、翌日になって相手の記憶が曖昧だったので、私が順に再現したら驚かれたことがあります。一度読んだ記事の内容は、大枠を覚えています。昔聴いていた曲の歌詞は、自分でも感心するほど多くを今でも覚えています。小学校の国語の教科書で好きだった話は、今も空で読めます。

(ところで話は逸れますが、なぜ数学はx、yなどのアルファベットを使うのでしょうか?ただでさえ数字が苦手なのに、そこにまた苦手な英語が加わると余計に難しく感じます。日本なのだから「わ、を、ん」ではダメなのかな…)

 

 

私は、アスペルガーの特徴にある「特定の数字に強い拘りを持つ」には全く当て嵌まりません数字自体が苦手です。これも、アスペルガーを疑い出したときに混乱したひとつの要素です。

自分に纏わる番号は何度も書くのでさすがに覚えますが、実家の番号だと番地や郵便番号でさえよく忘れます。親の生まれた西暦や和暦も、記入を求められるたびにメモを見ないとわかりません。愛車のナンバーも、たった4桁なのですが覚えられません。一度書くと暫くは覚えていますが、少し経つとまた忘れます。

但し、クレジットカードの番号16桁は指が覚えています。右手の指をパソコンのテンキーを押すように動かす(エアタイピングする)ことで、たとえ数ヶ月ぶりだろうと3秒あれば正確に言えます。買い物依存だったときに、毎回カードを見るのが面倒で覚えました。

そのため、いつでもどこでもワンクリックで注文できてしまうので、これは違う意味で困っています。数字に住所(パソコンのテンキーなどの位置)があると覚えやすいのかもしれません。将棋の棋譜ならすぐ馴染めたのも、そんな理由だと思います。

 

暗算が得意な人を見ると、羨ましいと思いますなんだか格好良いです。私も憧れてインド式計算ドリルを買ってみたことがありました。誰でも簡単に暗算ができると書いてあったからです。

しかしはじめの数ページから、何度読んでも全くできずに諦めました。分解することや理屈はわかるのですが、その後の簡単になったはずの計算ができないのです。3桁になると指が足りません。そろばんだったらできるのでしょうか?

 

そもそも暗算ができなくても、日常の生活で困ることはさほどありません。それでもいざというときのために、小さな電卓をよく鞄の中に忍ばせています。たまに人に貸して有難がられることもあり、意外と重宝しています。

私はずっと同じメーカーの電卓を使っています。ボタンの位置が変わるとよく押し間違えるので、他の電卓やスマホだとなかなか計算が進みません。イライラすると余計に押し間違え、思わず職場の電卓を叩き壊したことがあります。誰もいなかったので落としたと嘘を吐きました。ごめんなさい。

今は便利な世の中で良かったと思っていますが、その内にキャッシュレスの時代になってしまうのは少し残念に思います。折角お釣りの計算が得意なのに、必要がなくなってしまうのでしょうね…

 

( →【うさぎ年表】での分類:ブログをはじめる )