glay-usagi’s diary

ASDグレーゾーン「うさぎ」の、理解されない人生の記録

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目を見て話せること

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アスペルガーではない!と感じたことのひとつ。

私はしっかりと、人の目を見て話ができます。幼い頃から、人と話をするときにはいつも目を見ています。「アスペルガーだったら人と目を合わせない」と言われています。だから自分は、違うと思っていました。

 

でもつい最近、あることに気がつきました。私が人の目を見て話せるのは、スイッチをONにしているときだけです。スイッチとは、対人モードのこと。( → 参考記事: 「対人モード」について )

幼い頃に「話をするときには目を見ましょう」と言われた記憶があります。私は… これも最近気がついたのですが、根がとても真面目らしいです。だからずっと、それを守って来たのだと思います。

「スイッチがONになっているから目を見られる」と気づいた理由は、ふたつあります。

 

ひとつ目の理由は、ONではないときに全く見ていないと気づいたこと。例えば『家から自転車で最寄りの駅へ行き、電車を乗り継いで大きな駅(例えば新宿駅のような駅)へ移動し、徒歩で目的地まで行き、Aさんと会う』という場合。

私が目を合わせるのは、Aさんだけです。Aさんとは、しっかり目を見て話します。でも、道や駅や電車の中ですれ違う人のことは、一切見ていないと気づきました。

また、例えばファーストフード店でも同じです。注文をするときは、しっかりと店員さんの目を見て注文します。でもそれからは店を出るまで、誰も見ていません。隣に座っている人も、後から来た人も、そうとう迷惑を被らない限りは性別さえ知らないままです。

皆そういうものだと思っていましたが、どうやら違うようです。ただし、緊張しているときや、誰か知り合いがいるかもしれないと感じているときは別です。ONモードになっています。

それと、よほど好みの服やアクセサリーが視界に入ったときには、私も相手の顔を見ることがあります。

  

ふたつ目の理由は、相手がじっと目を見る人だった場合に、逸らし方がわからずに固まってしまうことです。

私はONモードで、話を聞こうとじっと相手を見ています。そこで相手もじっと見てくると、びっくりしてしまいます。そのまま無言で10秒以上、見つめ合ってしまうこともあります。

話が始まると思って見ているので、話が始まらないとどうしたら良いのかわからなくなります。世間では、恋が生まれると言われますが… 残念ながら生まれません。別の意味でドキドキします。

 

私と話をしている最中なのに、人が通るとそちらに視線を向ける人は意外と多いです。私は相手だけをしっかりと見ているので、相手の「何気無いチラ見」も、全部見えています。

なぜ話の途中なのに、視線を逸らすのか。それがずっと不思議でした。私だったら絶対にそんなヘマはしない… 相手に失礼です。だって、視線が逸れるのは「話に集中していない証拠で、退屈しているサイン」だと学んだからです。

 

相手がキョロキョロする度に、いつも私は悲しい気持ちになりました。でも、どうやらそんなに深い意味は無いらしいと知りました。他の人は私ほど、相手の目を見るということに神経を研ぎ澄ましてはいないだけ。そういうものなのだと知り、少し安心しました。

  

( → 【うさぎ年表】での分類:アスペルガーを疑いはじめる )