glay-usagi’s diary

ASDグレーゾーン「うさぎ」の、理解されない人生の記録

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交際とセックスの違い

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アスペルガーを疑いはじめてすぐの頃に読んだ本の中の一つの記述に… 私は頭をぶん殴られたような強い衝撃を覚えました。

「どんぐり発達クリニック」院長の宮尾益知氏が監修した【女性のアスペルガー症候群】という本にある一節です。

 

〖交際とセックスの違いを理解する〗

親しく交際することと、セックスをすることは違う。セックスは「会話や食事をすることと同じ交流の一環」ではない

 

三十代半ばでこの文章を読んだ私は、その文字を食い入るように見つめたまま、暫くのあいだ動けませんでした。頭の中が「?」でいっぱいになり、呆然としました。

(え、違うんだ…。え?違うの!?)

あまりの驚きに、ただショックでした。言葉が見つかりませんでした。

  

私はずっと、たとえ女性とは巧く付き合うことができなくても、男性とはちゃんと親しい関係を築けると信じて来ました。実際に、多くの男性とは親密な関係を築いて来ましたし、それはとても簡単なことでした。だって、セックスをすればいい…

でもセックスをすることと、親しいこととは「別」だと言っています。私は彼らと、親しい関係ではなかったというのでしょうか?

…言われてみれば、彼らの誰一人として、未だに続いている交友はありませんでした。すべて「そのとき限り」でした。

 

セックスをしても好きにはなれなかったり、仲良くならなかった男性はたくさんいましたが、セックスをせずに仲良くなれた男性は、大人になってから何人いたでしょうか…

片手で余る程度でした。そのときはじめて私は「もしかしたら自分は、男女問わず人と親密になることが苦手なのではないか」と気づいたのです。男性となら巧くやれるという確信が、粉々に砕けていきました。

  

そう気づく少し前に、私はWAIS-III検査の前の面談で、精神科医に堂々と「男性とは巧くやれるのに、女性とは巧くやれない」と話していました。…当事者の申告なんて、本当にアテにならないものです。

それから一年と少し。今は「セックスをしないで親しくなる」ことに挑戦しています。何人かの男性と、本当の意味で「親しく」なれたと思っています。やはり女性よりも付き合いやすいことは、変わりません

 

( → 【うさぎ年表】での分類:アスペルガーを疑いはじめる )